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低重要度 法規的告示 交通 › 航空
2025/11/14 (号外251)

海上保安庁の航空機の番号及び標識の一部を改正する件

告示の概要

海上保安庁の航空機の番号及び標識に関する告示が改正される。主な変更点は、無操縦者航空機「ジェネラル・アトミクス式MQ-9B型」および「ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ式UBC97000-15 (MQ-9B)型」について、新たな登録番号が追加・変更されるとともに、航空機の塗色区分に関する規定も更新される。この告示は令和7年11月14日から施行される。

解決される課題・利点

  • 海上保安庁が運用する無操縦者航空機の番号及び標識を現代化し、運用効率と識別性を向上させることを目的としている。
  • 無操縦者航空機(ドローン等)は、海上における監視、捜索救助、災害対応などの任務においてその重要性が増しており、適切な登録番号と標識は、これらの機体の安全かつ効果的な運用に不可欠である。
  • 新しい登録番号の追加・変更や塗色区分の更新は、機体の視認性向上に繋がり、特に広範囲な海域での多機体運用時において、他の航空機や船舶との混同を避け、事故防止に貢献する。
  • また、国際的な航空機の識別基準や安全運用ガイドラインとの整合性を図る上でも重要な措置であり、海上保安活動の信頼性向上に寄与する。
  • これにより、海上保安庁の任務遂行能力の強化と、国民の安全・安心の確保に資することが期待される。

懸念点・リスク

  • 海上保安庁の航空機の番号及び標識の改正、特に無操縦者航空機に関する規定変更には、いくつかの懸念点が考えられる。
  • まず、無操縦者航空機の運用は、有人航空機とは異なる新たな安全保障上の課題(例:サイバー攻撃、乗っ取り、情報漏洩)を伴う。
  • 今回の改正が、番号や標識の更新に留まる場合、これらの新たな脅威に対する運用上の対策や、緊急時の対応プロトコルが十分であるかという懸念が残る。
  • 次に、塗色区分に関する規定の更新は、機体の識別性向上に繋がるものの、複数の機種や任務に応じた多様な塗色パターンが存在する場合、現場での混乱を招くリスクもゼロではない。
  • 特に、夜間や悪天候時における視認性の課題は、単なる塗色変更だけでは解決しきれない場合がある。

法令情報

法令番号
海上保安庁告示第二十九号
公布日
2025/11/14
掲載
号外251 1P, 14P~16P
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