内閣府・総務・財務省令第一号
告示の概要
物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律(令和五年法律第八十一号)第二条第二号の規定に基づき、物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律施行規則の一部を改正する命令を次のように定める。 令和七年十二月十六日 内閣総理大臣 高市早苗 総務大臣 林芳正 財務大臣 片山さつき 物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律施行規則の一部を改正する命令 物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律施行規則(令和五年内閣府・総務省・財務省令第一号)の一部を次のように改正する。 次の表により、改正後欄に掲げるその標記部分に二重傍線を付した号を加える。 (給付金の差押禁止等) 第一条 物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律(以下「法」という。)第二条第二号柱書に規定する内閣府令・総務省令・財務省令で定める給付金(以下「物価高騰対策給付金」という。)は、次に掲げる給付金とする。 [一~三略] 四 令和七年度の一般会計補正予算(第1号)(次号において「令和七年度第一次補正予算」という。)における物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(次条第四号に掲げる者その他これに準ずる者に対し給付金を支給することを目的として交付されるものに限る。)を財源として、市町村から支給される給付金 五 令和七年度第一次補正予算における物価高対応子育て応援手当支給事業費補助金を財源として、市町村から支給される給付金 (給付金の支給の対象) 第二条 法第二条第二号ロに規定する内閣府令・総務省令・財務省令で定める個人又は世帯は、次の各号に掲げる給付金の区分に応じて、当該各号に掲げる個人又は世帯その他これらに準ずる個人又は世帯とする。 [一~三同上] 前条第四号に掲げる給付金 前号口又はハに掲げる者 前条第五号に掲げる給付金 平成十九年四月二日から令和八年三月三十一日までに出生した児童(児童手当法(昭和四十六年法律第七十三号)第三条第一項に規定する児童をいう。)に係る同法による児童手当の支給を受け、又は受けようとする者 備考 表中の[ ] の記載は注記である。 附則 この命令は、公布の日から施行する。 この命令による改正後の物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律施行規則(以下「新規則」という。)の規定は、この命令の施行前に支給を受け、又は支給を受けることとなった新規則第一条に規定する物価高騰対策給付金(同条第四号及び第五号に掲げるものに限る。)についても適用する。ただし、物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律第三条の規定の適用については、この命令の施行前に生じた効力を妨げない。
解決される課題・利点
- 令和5年施行の「物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律施行規則」が改正された。
- この改正により、令和7年度の一般会計補正予算(第1号)に基づく物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を財源とする市町村支給の給付金、および令和7年度第一次補正予算に基づく物価高対応子育て応援手当支給事業費補助金を財源とする市町村支給の給付金が、物価高騰対策給付金の差押禁止の対象に追加される。
- また、これらの給付金の支給対象となる個人や世帯、特に子育て応援手当については、平成19年4月2日から令和8年3月31日までに生まれた児童手当受給者も対象となることが明確化された。
- 改正後の規則は公布日より施行され、施行前に支給された給付金にも適用されるが、既に発生した差押禁止規定の効力は妨げられない。
懸念点・リスク
- 現在の経済状況下で多くの国民が直面している物価高騰による生活費の圧迫という喫緊の課題に対し、具体的な経済支援策を拡充し、その効果を確実に市民に届けることを目的としています。
- 特に、政府が支給する「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」や「物価高対応子育て応援手当」が差押禁止の対象となることで、生活困窮者や子育て世帯がこれらの給付金を生活再建や最低限の生活維持に安心して充てられるようになります。
- これにより、給付金が債務の弁済等に充当されるリスクが排除され、本来の目的である生活支援が確実に機能することが期待されます。
- また、既存の法令に新たな給付金を追加することで、法的な明確性を確保し、給付金の執行における混乱を防ぎ、受益者が迅速かつ確実に支援を受けられる環境を整備します。
- これにより、経済的な困難を抱える世帯が給付金を活用し、生活の安定と向上を図るための基盤が強化され、社会全体の福祉向上に寄与することが見込まれます。
法令情報
- 法令番号
- 経済対策
- 公布日
- Tue Dec 16 2025 00:00:00 GMT+0900 (Japan Standard Time)
- 掲載
- 号外特第33号 1P~2P
原文
物価高騰対策給付金, 差押禁止, 生活困窮者支援, 法令改正, 社会保障